平成29年3月19日に発生した野焼き事故について

 昨日、平成29年3月19日(日)、当NPO法人阿蘇花野協会が阿蘇郡高森町野尻の管理地(協会トラスト地)において実施した野焼きにおいて、点火作業をお願いしておりました地元在住者のお一人、野尻進さんが点火作業中に炎に巻き込まれて重症を負われるという事故が発生いたしました。
 ドクターヘリにより熊本赤十字病院救命救急センターに搬送されましたが、懸命の治療のかいもなく、本日3月20日(月)午前0時すぎにお亡くなりになりました。野尻さんのご冥福をお祈りし、ご家族の皆様に心よりお悔やみを申し上げる次第です。

 阿蘇花野協会は、阿蘇の希少植物保全・再生を目的として、平成16年に設立いたしました。以来、寄付、助成などによってトラスト地を保有しながら、野焼き、草刈りなど草原維持のための活動のほか、各種調査・研究事業を行って参りました。

 活動は、寄付・助成をしていただく団体や個人、現地での作業や調査研究に参加していただくボランティア会員、農作業の経験が豊かな地元の皆さん、これらの方々によって支えられてきました。
 とりわけ野焼きは危険な作業であり、ボランティア会員には延焼防止作業のみを担当していただき、点火作業は地元の経験者の方々にお願いしておりました。

 安全第一を期し、昨日も参加者の皆さんへの安全徹底をお願いしておりました中、このような重大な事故が発生してしまいました。協会関係者一同、声もなく、ただただ悲痛な想いであり、これまでご支援いただいた皆様、昨日の野焼きに参加していただいたボランティア会員や地域の皆様にも申し訳なく、慙愧の念にたえません。

 事故の詳細については、現在、警察・消防を含めて事実確認中ですが、二度とこのような事故を起こさないためにも、今後、当協会としての検証を行い、事故の詳細並びに今後の対応についてのご報告を行っていきたいと考えております。

平成29年3月20日

NPO法人阿蘇花野協会
理事長 潮谷 愛一

 
野焼き事故発生による今後の協会活動につきまして

平成29年3月19日の野焼き事故を受け、3月29日、臨時理事会を開き、今後の活動などについて検討を行いました。
現時点の方針につき、下記のようにご報告いたします。

1.四十九日までは喪に服し、阿蘇花野協会の活動をすべて中止といたします。
そのため、予定しておりました春の「阿蘇野の花観察会」や会報誌「花野たより」発行、その他、寄付募集活動などもすべて中止させていただきます。

2.阿蘇花野協会のこれまでの活動と今後のあり方について、事故に関する自己検証も含めて整理したいと考えます。但し、その時期や公表の方法などについては、今後、検討を行っていくこととします。

3.四十九日以降の活動についても、今後の検討によるものとします。方針が決定しましたら、会員の皆様へのメール、文書送付、また当ホームページへの掲載などを行う予定です。


平成29年3月29日
NPO法人阿蘇花野協会


           
  美しい花野の再生・保全を進め、
絶滅が危惧される阿蘇の動植物を未来へ。
 
   
 
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当ホームページをご覧の皆さまへ
  希少植物は「熊本県野生動植物の多様性の保全に関する条例」によって保護されており、知事の許可なく採取すると罰則を科せられる場合があります。阿蘇花野協会の活動も、トラスト地およびそこに生育している希少植物の保護のため、身元が確認されている会員のみによって実施しています。本協会の活動に参加されたい方は、まず、ご入会をお願いいたします。